
修繕費の高騰時代。今こそ考えたい「修繕計画」と「資金準備」
2026年7月26日、アパートセンターオカモトでは賃貸住宅オーナー様向けセミナー「修繕費の備え、できていますか?」を開催いたしました。
ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。
今回のセミナーでは、近年深刻化している修繕費の高騰を踏まえ、「修繕を先送りするリスク」と「将来に向けた修繕資金の準備方法」について、事例を交えながら解説しました。

▲社内講師により開催されたセミナー「修繕共済のススメ」▲
建築資材価格や設備機器の価格上昇、人件費の高騰などにより、建物の修繕費は年々増加しています。
「以前はこのくらいの金額で工事ができたから大丈夫」という考え方では、いざ修繕が必要になった際に資金が不足してしまう可能性があります。
実際にセミナーでも、10年前の積算基準で修繕積立を考えている場合、すでに十分な資金を確保できていないケースがあることをご紹介しました。
建物は時間の経過とともに必ず劣化します。
しかし、「もう少し様子を見よう」「まだ工事しなくても大丈夫」と修繕を先送りしてしまうと、以下のような悪循環につながることがあります。
セミナーでは、築15年のアパートで外壁塗装を先送りした結果、空室期間の長期化や家賃下落を招き、当初の修繕費以上の損失となった事例もご紹介しました。
「修繕の失敗は、工事ではなく準備不足から始まる」というお話です。
屋上防水工事が必要になったものの、700万円の工事に対して準備できていた資金は180万円。融資の相談をしている間にも建物の劣化は進み、工事を延期せざるを得なかったという事例をご紹介しました。
建物は修繕のタイミングを待ってくれません。だからこそ、「必要になってから考える」のではなく、「必要になる前に準備する」ことが重要です。
建物の規模や構造によって異なりますが、30年間で必要となる修繕費の目安として、以下のモデルケースをご紹介しました。
【30年間の修繕費の目安】
さらに、築年数に応じてさまざまな修繕が必要になります。
セミナーでは、修繕資金の準備方法として3つの方法をご紹介しました。
それぞれにメリット・デメリットがあり、「手元資金を重視するのか」「計画性を重視するのか」「税務面を考慮するのか」など、オーナー様の状況によって最適な方法は異なります。
大切なのは、一つの方法にこだわるのではなく、ご自身の賃貸経営に合った資金計画を立てることです。
セミナー後半では、計画的な修繕資金づくりの方法として「賃貸住宅修繕共済」についてもご紹介しました。
この制度は、毎月一定額を積み立てながら将来の修繕費や解体費用に備えることができる制度で、掛金を経費として計上できる点も特徴の一つです。
また、外壁塗装や屋上防水だけでなく、共用部のさまざまな修繕事例についてもご紹介しました。
今回のセミナーでお伝えした重要なポイントは以下の4つです。
賃貸経営を長く安定して続けるためには、建物の状態を把握し、将来を見据えた修繕計画を立てることが欠かせません。
アパートセンターオカモトでは、オーナー様の状況に合わせた個別相談を承っております。
「自分の物件では、いつ・どれくらいの修繕費が必要なのか知りたい」
そんな方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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